日時：	２０２４年９月２１日（土）午後２時～５時
会場：	文京区立向丘地域活動センター　アカデミー千石　学習室Ａ東京都文京区千石1‒25‒3　電話：03‒3946‒4430 地下鉄　都営三田線　千石駅
報告者：	§〈41〉ⅩⅢ～§〈51〉　なし
テーマ：	グラムシ『獄中ノートＱ10』の学習と研究
資料代：	500円＋コピー経費（150円）
概要：	前回の読む会では、『獄中ノート』におけるヘーゲル弁証法理解の問題として「対立する事物」を採り上げた正当性を確認するとともに、現代西欧思想では「異なる事物」間の差別・区別に関する弁証法も民族・性・障害者差別問題などで扱われているとの意見が表明された。ほかに、自由の宗教、自然法概念、などが論じられた。他方、今回から新たに採用された現代世界の諸問題に関する論議では、西アフリカ、セネガルで開催された「gsef2023年ダカール大会」の報告を丸山繁樹さんから受け、社会的連帯経済の歴史的理解、セネガルの奴隷貿易に果たした過酷な実情が検討された。時間制限もあり、運営のむつかしさが感じられた。
参考文献:	『べネデット・クローチェの哲学』　獄中ノートＱ10 上村忠男著『グラムシ獄舎の思想』松田博著『グラムシ「未完の市民社会論」の探求――「獄中ノート」と現代』

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2024.09

【開催案内】２０２４年９月２１日（土）午後２時～５時