日時：	２０２３年１１月１８日（土）午後２時～５時
会場：	文京区立本郷会館　洋室Ｂ東京都文京区本郷２‒21‒７　電話：03‒3817‒6618 地下鉄　本郷三丁目駅／ＪＲ　水道橋駅（東口）前回と会場は変わりませんが、部屋が変わります。
報告者：	§〈14〉～§〈19〉　斉藤猛
テーマ：	グラムシ『獄中ノートＱ10』の学習と研究
資料代：	500円＋コピー経費（150円）
概要：	前回の読む会は、まず第一に《限定された市場》における《傾向的法則》をもって、思弁的決定論ではない《歴史主義的》意味を持つ法則理解が語られた点が注目されました。第二は、古典経済学理解におけるリカードの占める役割の重要性を再認識すべきことが、押さえられました。だがフランス政治学では誰に注目すべきかという点で、意見が別れました。第三に注目されたのは､ヘゲモニー装置の実現に関わる認識論的価値めぐったイリイチ（＝レーニン）の貢献探求に関連して、引用された廣松渉説に依拠した黒沢説に対し、『何をなすべきか』の目的意識性理解に関わる論旨が対置されるなど、論議が沸騰した点は、未消化だが面白かった。今回は!?
参考文献:	『べネデット・クローチェの哲学』　獄中ノートＱ10 上村忠男著『グラムシ獄舎の思想』松田博著『グラムシ「未完の市民社会論」の探求――「獄中ノート」と現代』

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2023.10

【開催案内】２０２３年１１月１８日（土）午後２時～５時

【開催案内】２０２３年１０月１４日（土）午後２時～５時