東京グラムシ会は、20世紀の思想家アントニオ・グラムシに関心をもつ人びとの「自由な文化交流の場」となることを目指し、講演会や「グラムシを読む会」の開催や会報LA CITTĀ FUTURAの発行などの活動を行っています。
東京グラムシ会/GRAMSCI-TOKYO
私たちは、20世紀の思想家アントニオ・グラムシに関心をもつ人びとの「自由な文化交流の場」となることをめざし、東京グラムシ会を設立することになりました。
アントニオ・グラムシがファシズム圧政下の牢獄から数々のメッセージを書き残して1937年4月27日この世を去ってから、すでに60年余の歳月が流れました。また、『獄中からの手紙』や『獄中ノート』が第2次世界戦争終結後まもなく公表されてから数えて半世紀が過ぎました。それにもかかわらずグラムシの生涯とその著作に鋳込まれた批判と創造の精神は、遙かな時空を越えて、20世紀の思想的鉱脈を形成し、私たちに今も語りかけてきます。